6月 23, 2025
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Daily News

MT5が復活:セントルシアのライセンスによりプロップファームがアクセスを回復

1年以上にわたる規制の挫折を経て、MetaTrader 5 (MT5) が、今度はカリブ海地域を通じてプロップ取引の現場に復帰します。

Funding Tradersは今週、セントルシアでの法人化とMetaQuotesからの直接ライセンス取得に伴い、MT5が同社のプラットフォームで正式に再開されたことを発表しました。Xの大胆な投稿で、同社は次のように書いています。

「MT5がついに登場。MetaTrader 5が正式に復活しました。今回は独自のライセンスで。数ヶ月にわたる準備を経て、MT5ライセンスを取得し、トレーダーの皆様に安定した取引体験を提供できるようになりました。」

この動きは、MetaQuotesが2024年初頭に、適切な契約を結ばずに事業を展開している企業や非準拠の管轄区域で事業を展開している企業に対してMT5へのアクセスを制限したことを受けて行われたもので、特に米国の顧客にサービスを提供している企業に影響を与えている。

Funding Tradersだけではありません。Funding Pipsも同様のライセンスプロセスを経て、3月にMT5を復活させました。同社はMTへのアクセスを失った後、Match-Trader、cTrader、TradeLockerなどのプラットフォームに一時的に移行していました。1億1,000万ドル以上のトレーダーへの支払額と100万人以上のユーザーを抱えるCEOのKhaled Ayesh氏は、今回のMT5復活を「柔軟でアクセスしやすい取引を実現するための重要な一歩」と位置付けました。

プロップファームの戦略転換

セントルシアでのライセンスによる MT5 の復活は、より広範な傾向を浮き彫りにしています。つまり、プロップファームは、コンプライアンスを損なうことなく重要な取引ツールへのアクセスを維持できる規制上の回避策を積極的に模索しているのです。

より多くの企業がこれに追随するにつれ、セントルシアのようなカリブ海地域の管轄区域が、認可を受けたプロップトレーディング業務の新たな拠点として浮上しつつある。

2025 年にプロップファームがプラットフォームと規制の変化にどのように適応していくのかを引き続き追跡しますので、ご注目ください。

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