6月 24, 2025
Omonoias 13, Soho House, Limassol, 3052 Cyprus
Daily News

FundedNextがFNmarketsの立ち上げで証券会社に参入

大胆な戦略的動きとして、自己勘定取引会社FundedNextは新会社FNmarketsを設立し、証券業界に参入します。チャレンジベースの資金調達プログラムで最もよく知られている同社は、コモロからのライセンス取得を皮切りに、モーリシャスとドバイでも申請を進めており、規制対象のCFDブローカーとしての地位を確立することを目指しています。

ブローカーとプロップ、一つのエコシステムの下で

FNmarketsとFundedNextは、より広範なFNグループの下で経営幹部とブランドを共有するものの、構造的には独立したままとなります。同社は、規制要件を満たすため、業務、リスク管理、顧客管理は別々に運営されていることを強調しました。

グローバルサウスをターゲットに
FNmarketsは、新興市場という明確な地理的重点を掲げて事業を開始します。アジア、アフリカ、中東、オセアニア、ラテンアメリカのトレーダーを対象とし、特にインド、モロッコ、ケニア、フィリピン、ブラジルといった国々に注力します。

マルチアセットオファリング
FNmarketsは、ローンチ時に、外国為替、コモディティ、株式、暗号通貨など、80種類以上のCFD商品の取引を提供します。暗号通貨CFDは、高成長市場における現在の個人投資家の需要に応え、24時間365日ご利用いただけます。

ライセンスロードマップ
FNmarketsはコモロ以外にも、モーリシャスとドバイのDFSAでライセンス取得手続きを既に開始しています。キプロス(キプロス証券取引委員会)のライセンス取得も同社のロードマップに含まれていますが、段階的な規制拡大戦略の一環として、今後取得を目指す予定です。

プロップファームのブローカー化:増加傾向

FundedNextは、自己売買会社が証券業務に進出するケースが増えている中で、最新の企業です。一部の企業は技術アクセスのみを目的として海外登録を行っていますが、FNmarketsはフルサービスの証券業務を目指している数少ない企業の1つです。これまでで最も注目を集めた事例は、FTMOによる老舗ブローカーOANDAの買収であり、自己売買と従来の個人向け証券業務の境界線が急速に曖昧になっていることを示しています。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です